流れに乗るということ

学び

こんにちは。じんびです。

今日は「流れに乗る」ということについて書きたいと思います。

今までの人生の中で、
なんだかわからないけれど何かに導かれていた気がするとか、
見えない力に後押しされていたようだとか、
そんなふうに感じたことはないでしょうか。

私は、後で振り返ってみると、
何かに導かれていたとしか思えない、
というような経験がたくさんあります。

その当時は無我夢中で自分の力で頑張っているつもりなのですが、
後で考えると、必要なときに必要なタイミングでヒントをもらったり、
偶然の出会いが大きな転機になったり、
自分以外の何か見えない力が働いていたことに気づきます。

以前に流れに乗るということに関して、
おもしろい経験をしたので紹介させていただきますね。

私はどちらかというと、
というよりはかなりインドアな人間で、
どこかに出かけるよりも、
家で本を読んでいるのが無上の楽しみというタイプなのですが、

過去に一度、夏に富士山に登って冬にホノルルマラソンに出る、
という私にしてはあり得ないくらいアクティブな年がありました。

そのときの展開がまさに流れに乗っていた感じでした。

当時いたオフィスで、同僚の女性と何気ない雑談をしていました。

そのとき彼女が、

「今やりたいことは富士山に登ることとフルマラソンにチャレンジすること」

と言い出しました。

すごい。アクティブだなー、と思いながら聞いていたのですが、
ふと気がつくと、その日たまたま他の支店からTさんという男性が
私たちのいる支店に出張で来ていました。

私は以前Tさんと同じ支店にいたことがあって、
Tさんが学生時代に山岳部で、今も登山を楽しんでいる、
いわゆる「山男」だということを知っていました。

なので、なにげなくTさんに、
「Tさん、富士山とか登らんの?」と話しかけました。

すると、Tさんからは
「今年登るで。一緒に行く?」と返ってきました。

なんと。
その場でその夏に一緒に富士山に行くことが決まってしまいました。
同僚が「今やりたいこと」と話した数分後には実現が決まってしまったのです。

・同僚がやりたいことを私に話したこと
・その日たまたまTさんが出張で来ていたこと
・Tさんが山男だと私が知っていたこと

という偶然が重なり、とんとん拍子で決まったのでした。

後で知ったのですが、登山の愛好家にとって、
富士山はあまり魅力的な山ではなく、
Tさんも自ら進んで登りたいとは思っていなかったそうなのです。
それが、たまたま友人から連れて行って欲しいと頼まれて、
その年に登る計画をしていたらしいのです。

さまざまな出来事が、私たちを富士山に連れて行くという目的のために
用意されていたかのようです。

そして、もうひとつのやりたいことであるフルマラソン。

当時私が通っていたジムで、
会員向けにホノルルマラソンツアーの募集が始まったのです。

まじか、と思いながらも同僚に聞いてみると、
もちろん大喜びで参加を決めました。

なんと、私は彼女のやりたいことを2つとも叶える手伝いをしたことになります。
そして、富士登山とフルマラソンという、
私にとってはハードすぎる体験に巻き込まれることになります。

驚くほどスムーズに事が運び、
努力も苦労もせずにやりたいことが叶う。
そんな不思議な経験でした。

富士登山にしてもフルマラソンにしても、
普通に手配できるものだし、さほどハードルが高いものではないでしょう。
(完走できるかは別にして)

でも彼女は何年もやりたいと思いながら、
実現のための行動を取っていなかったわけです。

それが、ある日ある場所である人(つまり私)に話したことをきっかけに、
一気に実現に向かって進み出しました。

それが彼女にとってタイミングだったのでしょう。

流れに乗ったのは私なのでしょうか。彼女なのでしょうか。
それはどちらでもいいことです。

大切なのは、今流れが来ているな、と気づくこと。
そしてタイミング良く飛び込むこと。

もしTさんが、 「今年登るで。一緒に行く?」と 聞いたときに話に乗らなかったら。
もし私が、「ツアー募集してるけど、どうする?」と聞いたときに飛びつかなかったら。

彼女は未だにやりたいことをどちらも実現できていなかったかもしれません。

何かに導かれて、
流れに乗るタイミングというものがあり、
それを見極めチャンスをつかむことが大切なのです。

ところで、同僚のやりたいことに付き合うことになった私ですが、
富士山でもホノルルでも、数々のドラマがあり、
一生忘れられないような経験をしました。

そのあたりもぜひお話したいと思っているのですが、
長くなるので、また別の機会に書きますね。