自分を責める人と他人を責める人
こんにちは。じんびです。
今日は自分を知り、自分を受け入れることの重要性について。
私はずっと自己理解が大切だということをお伝えしていますが、
自己理解が十分でないと、どんな問題があるのでしょうか。
自分のことをわかっていないと、
さまざまなトラブルを抱えることになります。
たとえば、自分の癖や欠点がわかっていないため、
何度も同じようなミスや失敗を繰り返すことになります。
以前同じ職場に、論理的に話すことが苦手で、
話があちこちに飛んだり、言葉足らずだったりする人がいました。
その人は自分の部下や取引先に仕事を依頼するときに、
何かと説明不足で、時に誤解を生むような指示もありました。
そのため、相手が間違った対応をすることがよくあり、
そのたびにトラブル対応に追われていました。
長い付き合いになってくると、部下や取引先もその人の傾向に慣れ、
何度も確認したり、質問したりして、
正しく処理できるようになるのですが、
新しく関わる人の場合はまたトラブルになる、という繰り返しでした。
しかしこの人は、原因が自分にあると気付かず、
正しく対応できないのは相手が悪いのだと人のせいにし、
「部下に恵まれない」と自分の運の悪さを呪っていました。
自分の指示の出し方に問題があるとは思ってもいないようでした。
自分の欠点を認識せず、人のせいにしてしまうタイプの人です。
また、非常に優秀で、上司から高く評価されている同期に対して
コンプレックスを抱いている人がいました。
その人は同期と自分を比べ、仕事が遅い自分をいつも責めていました。
ある日、依頼された仕事を提出すると、
上司に「いつも丁寧に資料を作ってくれてありがとう」と言われました。
その人は自分が感謝されるような仕事をしているとは思えず、
「いつも仕事が遅くてすみません」と返事をしました。
正確に緻密に仕事を進める自分のやり方が、
人の役に立っているとは思ってもいないようでした。
自分の強みを認識せず、弱みばかりみてしまうタイプの人です。
このように、自己理解や他者理解の不足により、
他者を責める人と自分を責める人がいます。
表現の形は正反対ですが根っこは同じです。
その根底にあるのは、自己受容ができていないということ。
自分に自信がなく、ありのままの自分を認めたくないため、
見ないふりをしてフタをしてしまいます。
そのため何度も同じミスやトラブルを繰り返してしまうのです。
自分では気づけていない「負けパターン」があるということです。
他人を責め、自分の非を認められないタイプの人は、
おそらく無意識では自分の欠点に気づいています。
しかし、それを認めたくないため、トラブルの原因を
他に押しつけ、自分は悪くないと思い込むのです。
自分を知ることを非常に恐れています。
心の奥では気づいているので、苦しみが生じます。
それをごまかすためにさらに頑なな態度をとってしまいます。
しかし、自分の弱みを認め、受け入れたとき、
自分を知ることは案外いいものだと気づくのです。
一方、自分を責めるタイプの人は、自分の欠点にはよく気づいています。
しかし、欠点しかない人など存在しません。
人は誰でも良い面を持っています。
それに気づくことも自己理解の重要な一面です。
どうして自分はこんなにダメなんだろうと悩んできた人は、
自己理解が役に立ちます。
自己理解を深めて、自分の長所や強みに気づくことができます。
人間関係のほとんどの悩みは自己理解や他者理解の不足によるものです。
自分を知り、周りの人を知ることで、
人間関係がよくなるだけでなく、
この世から嫌いな人がいなくなります。
自分がどんな人間でも、
欠点だらけでどうしようもない人間だったとしても、
それも含めてありのままの自分を受け入れられたら、
人生はもっと素晴らしいものになるでしょう。
自分を知り、受け入れるための準備はできたでしょうか。











