感情を味方につけ人生を豊かにする

幸せ力

こんにちは。じんびです。

今日のテーマは感情のコントロールについて。

感情とは、時にやっかいで、時に持て余すもの。

しかし、長い進化の歴史の中で、
感情というものが発達し、生き残ってきたということは、
私たちにとって感情があるほうが生存に有利だったのでしょう。

喜びや感動や安心など、ポジティブな感情もあれば、
悲しみや憎しみや不安など、ネガティブな感情もあります。
どちらも私たちが生きる上で必要なもの。

しかし、ポジティブなものにしてもネガティブなものにしても、
感情に振り回されたり、飲み込まれたりしていては、
本来の力が発揮できません。

感情的になって、つい言ってはいけないことを言ってしまったり、
やるべきことをやらなかったり、誰かを攻撃したり恨んだり。
そういう経験は誰しもあるのではないでしょうか。

感情はうまく使って、
流されるのではなくコントロールするのが肝心です。
そのための方法をお伝えしましょう。

感情を受け入れる

感情マネジメントの第一歩は、自分の感情をそのまま受け入れることです。
感情は悪いものではありません。
感情的になること自体が悪いわけではなく、
感情に流されて、自制心を失ってしまうのが問題なのです。

自分が今、どんな感情をもっているかを自覚し、
それを受け入れるだけで、感情に流されることがなくなります。

たとえば、ある寒い夜、疲れた体を引きずりながら帰宅し、
自宅のソファに腰を下ろしたとたん、ひどい孤独を感じたとします。
まるで部屋全体が崩れ落ちてくるような感覚に襲われ、
絶望的な気分になり、泣き出したくなります。

そのときに「ああ、今自分は孤独を感じている」と思えるかどうかです。
周囲の世界が崩れていくかのような孤独と悲しみを感じている自分を自覚し、
そして、やっぱり泣きたいと思えば泣けばいいのです。

結果として同じ行動を取ることになったとしても、
自ら選択したという意識が残ります。

感情に流されて無意識に行動するのではなく、
自らその行動を選択したという意識が大切です。

それを何度も繰り返すことで、
感情をコントロールできるという自覚が生まれます。

感情のコントロールとは、感情を消すことではありません。
自分の感情に気付き、その後の行動を選択することです。

先ほどの例は、かつての私の経験です。
自宅にひとりでいた夜、世界が崩れるかのような孤独感に襲われました。
絶望の中、一睡もできず、二度と朝が来ないのではないかと思いました。
助けを求めて続けても何も変わらず、
私は神に見捨てられた存在なのだと無力感に打ちひしがれていました。

そのときの私は完全に感情に飲まれていました。
自分が感情の波に飲み込まれていることを自覚できず、
ただただ絶望に浸ることしかできませんでした。

もし、今の自分がそのときの自分のそばにいたとしたら、
「今の自分の感情を自覚してごらん」とアドバイスできたでしょう。

苦しみは否定から生まれる

今そこにある感情を否定することで、感情がネガティブなものになります。
孤独も悲しみもそれ自体はネガティブでもポジティブでもありません。

しかし、孤独になりたくないとか、
悲しみは悪いものだとか、
私は苦しむべきではないとか、

そういう否定の気持ちがあるから、
今ある感情がネガティブに感じられるのです。
感情が苦しみに変わるのです。

今、私は孤独を感じている
今、私は悲しみを感じている

そう自覚し、その孤独や悲しみを受け入れたとき、
なぜか清々しい気持ちになり、体の中から力がわいてきます。

自分の状態を客観視することで、心に余裕が生まれます。
悲しみも怒りも喜びも一時的な感情です。
その感情が出たり入ったりする場としての心があります。

自分を客観視するということは、
感情よりも深いところにある心を意識することです。

あなたの心は一時的な感情に振り回される存在ではありません。

孤独も悲しみも不安も、
喜びも楽しみも安心も、
すべて人生を豊かにしてくれる贈り物です。

心が安定していれば、そこを訪れるさまざまな感情は、
人生に彩りを与えてくれるスパイスになります。

悲しみや苦しみでさえ、人生に深みを与える隠し味かもしれません。
それらを味わい、楽しむことこそ、人生の醍醐味ではないでしょうか。

感情を味方につけ、人生を豊かにするすべを身につけてみませんか。