歴史を学んで情報リテラシーを高めるには
こんにちは。じんびです。
先週末は歴史と国際情勢を学ぶ講座に出ていたと書きました。
そこでは情報リテラシーを高めて、
正しく情報収集と活用ができるような力をつけることの大切さをお伝えしました。
人も情報も多面的に見ないと本質は見えてこない
今日はその講座の別の講師である小名木善行さんが書かれた本を1冊紹介します。
この本は、すべての日本人に読んで欲しいと本気で思っています。
私はこの本を読みながら何度も何度も号泣しました。
そして、日本人に生まれて良かったと心から思いました。
歴史の本ですが、まったく難しくはありません。
私の歴史に関する知識は学校で習ったこともほとんど覚えていないくらいのレベルですし、
実を言うと歴史には全く興味がありませんでした。
それでも問題なく読めたので、歴史に詳しくない人でも大丈夫です。
逆に歴史に詳しい人でも、今までにはなかった視点で日本と世界の関係を見られるようになると思います。
今まで歴史にはまったく興味がなく、面白いと思ったこともなかったのですが、
今学んでいる講座は、歴史上起こった出来事だけでなく、
その背景や登場人物たちの想いなど、とても深く解説してくれるので、
とっても楽しく学んでいます。
教科書では年号と概要くらいしか出てきませんが、
その背景には外国との関係も含めた複雑な要素が存在し、
たくさんの人の想いや思惑が絡み合っています。
確かに当たり前のことなのですが、今まであまり意識したことがなかったので、
ひとつひとつが新鮮に感じられます。
で、歴史って、専門家の間でも意見が分かれていたり、
いつの間にか年号が変わっていたり、
絶対にこれが正しい、とは言えないところがありますよね。
私が学校で習ったことが、今の教科書では否定されていたり。
確かに昔のことを実際に見てきた人はいないわけだし、
文献等はいろいろと残っているのかもしれませんが、 それが真実とは限りませんよね。
そのときの権力者が都合のいいように書き換えたということも考えられるし。
新しい資料や学説が紹介されると歴史が変わったり、
研究者の方々の力関係でどの説を採用するかが決まったり。
歴史上の「事実」だと教えられてきたことが、実は間違いだったと判明することもよくあります。
なので、歴史を学ぶということは、
いろんな視点でものごとを見られるようになるということでもあります。
実際に今学んでいる講座では、表の歴史、裏の歴史、さらに奥に隠れた真実、
というように、多面的な見方をします。
そしてどれが本当かということは、実はあまり重要ではありません。
「こういう見方もできるよ」とひとつの視点を教えてくれているのであって、
それが絶対に真実だという立場をとりません。
そういうふうに歴史を多面的にみて、深く考察することで、
日常の出来事や、日々のニュースなどに関しても、
翻弄されることなく多面的に見る力がついてきます。
小名木先生は日本のいい面をたくさん教えてくださいます。
いろんな見方、立ち位置がある中で、「素晴らしい、世界に誇れる日本」を
みんなに紹介するという立場を取っていらっしゃいます。
もちろんいい面ばかりではないことはわかった上で、
とことんポジティブにいい面を見るというスタンスで発信されています。
同じ出来事でもそれをどう見るかで印象が変わってきます。
小名木先生の視点は私たち日本人が古くからどのような想いで生きてきたのか
新たな世界を見せてくれます。
そういう見方があってもいいよね、と。
そして日本人としての誇りを呼び起こしてくれます。
だからといって、これが完全な真実であると妄信的になるのも違うと思っています。
さまざまな見方を知った上で、今はこの見方を採用しよう、というふうに
柔軟に考えられることが大切なのではないかと思います。
それが本当に情報リテラシーを高めることにつながるのかなと感じています。
「いい情報をつかんだ!」と思っても、
それは誰かが何かの意図をもって流した情報かもしれません。
本当にいい想いで伝えている人もいれば、何か別の魂胆がある人もいるかもしれません。
そういう裏側にある意図に気づき、その情報の真価を見極める目を持ちたいものです。









