誤解と被害妄想の悪循環から抜け出すには
こんにちは。じんびです。
以前HSP (Highly sensitive person) についての記事を書きました。
弱みだと思っていたことが強みになった瞬間
HSPというものを知る前は、
自分は弱すぎるとか、気にしすぎるとか、
注意力が散漫で集中できない、などと思っていました。
たとえば職場では以下のようなことがありました。
- 電話の呼び出し音や来客を告げるチャイムの音に誰よりも早く反応する。
- 誰かが何かを探していると、気になって声をかけずにいられない。
- プリンターの紙切れとか紙詰まりにも最初に気づいてしまう。
- 加湿器や空調などのフィルタお手入れサインなどが目に付く。
つまり、音や光や、何か異変を知らせるものにいち早く気づいて反応してしまうのです。
それに対応することはやぶさかではないのですが、
なぜ他の人たちは気づかないのだろう、
気づいていても対応するのが面倒だから
知らないふりをしているのだろうか、
などと、思ったこともありました。
でも自分がHSPであることを知ってから、
他の人たちは知らないふりをしているのではなく、
単に私が早く反応しすぎているだけだと理解しました。
それ以来、気づいても反応しないというチャレンジをしてみました。
それまでの私は、気づいたからには対応しないといけないという考えを持っていました。
そして、私は誰よりも早く気づきます。
結果として、電話も来客も紙詰まりも、いつも私が対応することになっていました。
正直にいうと、そのことで少しストレスを感じたこともあります。
なぜ他の人たちは対応してくれないのだろう、
なぜ私ばかりがやらないといけないのだろう、と。
しかし、私が気づいても反応しないようにすると、
気づいた誰かがちゃんと対応してくれるということがわかりました。
単に、他の人が反応するタイミングが私より少し遅かっただけなのです。
それを知ってからは、気づいたときに反応するかしないかを
選択すればいいのだと考えるようになりました。
今まで通りいち早く対応してもいいし、
今は手が離せないから他の人に任せよう、と
気づいても反応はしないという選択肢をもつようになりました。
先ほど「チャレンジ」と書きましたが、
気づいても反応しないようにするということは、
私にとってはかなり忍耐を必要とするチャレンジだったのです。
でも、何度か繰り返して、
自分がやらなくても他の人がちゃんと対応してくれるとわかり始めると、
2つめの選択肢を選ぶことが容易になってきました。
HSPでない人にとってはなんてことない当たり前のことかもしれませんが、
私にとっては大きな一歩でした。
ずっと自己理解、他者理解について勉強してきたのに、
自分がこうだから他人も同じはずという思い込みに陥ってしまっていました。
私が気づいているのだから、他の人たちも気づいているはず。
それなのに対応してくれないのは怠慢ではないか。
暗黙のうちにそのように感じてしまっていました。
でも事実はそうではありませんでした。
みんな気づいたらちゃんと対応してくれる人たちだったのです。
私は誤解によって勝手に被害者になり、勝手にストレスを感じていただけでした。
こうして自己理解をひとつ深めると、
他者理解もさらに深まり、
結果、世界がどんどん優しい場所になっていきます。










