「その他大勢」が自己肯定感を高める秘訣
こんにちは。じんびです。
今日は「自己肯定感」を高める方法をお伝えします。
自己肯定感とは、自分の価値や存在を肯定し、受け入れる感情のことです。
自尊心や自己効力感と似た概念で、
厳密に定義すれば違うのかもしれませんが、
だいたい同じような意味で使われます。
自己肯定感が高い人とは、
要するに自分のことを好きだと思える人です。
健全な自己愛ともいえます。
自己愛という言葉はネガティブな使い方をされることが多いので、
悪いものだと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、自己愛は誰にでも備わっているもので、
健全な自己愛なくしては他者を愛することもできません。
自分自身を大切だと思えない人間は、本当の意味で他人を大切にすることができないのです。
しかし私たちは子供の頃からのさまざまな経験で傷つき、
自己を愛する気持ちを失ってしまうことがあります。
そうすると自己肯定感も低くなってしまいます。
でもそれは本来の姿ではないのです。
私たちはみな健全な自己愛を持ち、
自分を価値のある存在だと思っているのが自然な姿なのです。
自己愛イコール自己中心的ということではありません。
本来の姿を取り戻し、自己肯定感を高めることこそ、
自己と他者をバランス良く愛することにつながります。
それはわかったから早く方法を教えろ?
そうですね。前置きが長くなりました。
それでは自己肯定感を高める方法についてお話ししていきましょう。
「鏡の中の自分に向かって褒める」
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
よく紹介されている方法ですよね。
でも実際やったことがある人はどれくらいいるのでしょうか。
「そんなの恥ずかしくてできないよ!」という人もいるかもしれません。
でも本当に効果あるのでとってもおすすめです。
家族や友達とお互いに褒め合うというのもOKです。
最初は嘘でもいいから大げさにやるのがポイントです。
大真面目に人から褒められるというのは、
私たち、ほとんど経験がないんですよね。
だからはじめは慣れないし、くすぐったいかもしれませんが、
強力に効果があるので、相手がいる人はぜひやってみてください。
でも、そんな相手はいないという人。
ひとりぼっちでも、
家族も友達もいなくても、
誰からも相手にしてもらえなくても。
鏡があります。
ひとりぼっちじゃなくても、
褒め合うパートナーがいる人でも
ぜひやってみてほしいのです。
鏡の中の自分を褒める。無条件に。
実は私も初めて聞いたときは、
「そんなこっぱずかしいことやってられるかっ!」って思っていました。
でもなぜかピンと来るものを感じて、ちょっとやってみようという気になりました。
お風呂場にあるほぼ全身が映る鏡に向かって、
「あなたは美しい」
「とっても素敵」
「あなたって本当にサイコー」
「生まれてきてくれてありがとう」
なんて、そばに人がいたら気でも狂ったかと思われそうなセリフを繰り返していました。
やるなら徹底的に。
開き直って大げさにやるのがポイント。
それを続けて何日か経ったある日。
私はいつものように鏡の中の自分に話しかけていました。
「あなたは美しい・・・」
そのとき、私の中で何か変化が起こるのを感じました。
体の内側から何か温かいものが外に広がっていくような感じでした。
周りの世界が遠ざかり、現実感が薄れていく・・・
そして鏡に映った自分が、
何か神々しく、
神秘に満ちた光り輝く存在に感じられたのです。
ああ、命とはこんなに美しいものなのだ
そう心から実感しました。
感動のあまり涙が止まりませんでした。
私は鏡を見つめながら、ひたすら、
私は美しい、私は美しい、私は美しい、
そして・・・すべては美しい
そう繰り返していました。
そのとき私が見ていたものは、
鏡に映った自分の姿ではありませんでした。
ただ、顔とか体とか目に見えるものではなく、
その奥にある何か目に見えないもの、
魂というか、命の本質みたいなもの、
そういうものの存在を感じていたように思います。
真我
内なるキリスト
ハイヤーセルフ
アートマン
いろんな表現がありますが、
そのような私の中に眠る神なる存在、
それに触れた瞬間だったのだと思っています。
そのとき以来、私は鏡の中の自分を褒めるとき、
「自分の中には清らかな美しいものが存在する」
そう信じて、鏡の中にそれを見るイメージをしています。
小さなことに悩み、とらわれている自己ではなく、
神から命を宿された清らかな存在としての自己を見る。
あの瞬間の感動は長くは続きませんでした。
日々の雑事にうもれ、小さな自分に戻ることもあります。
それでも一度でもその経験をすると、
心のどこかで自分を支えてくれるようになります。
私は小さい自分ではない、輝く存在であるとどこかで覚えている感じ。
落ち込んだり、自信をなくしたりしても、
短期間で立ち直ることができる。
そのとき感じるのは、
自分なんてたいしたことない、
大きな自然、世界のなかのちっぽけなちりに過ぎないということ。
逆説的だけど、
そう思えたときに本当の自己肯定が訪れるのです。
何かになろうと必死になり、
自分は特別な存在なんだ、優れた人間なんだと思いたくて、
でも現実の自分を肯定できずにギャップに苦しむ。
自己肯定感が低いほど、自分を大きく見せたくて
そんな矛盾に苦しみます。
しかし、自己肯定感を高めると、どんどん生きるのが楽になっていきます。
自分は特別でもなんでもない普通の存在であり、その他大勢で構わない。
でも世界を構成する大切なピースのひとつなんだと、
そういう感覚を持てる人こそ、自然にありのままに生きていける人です。
あきらめや投げやりでその他大勢に甘んじるのではありません。
その他大勢のひとりひとりがいてこそ、世界が今のあり方で存在している。
その他大勢のひとりでも欠けたら、世界の形は違っているだろう。
でも私がいてもいなくても、世界が素晴らしいものであることには変わりない。
「私は単なるその他大勢にすぎない」ということと、
「私はかけがえのない大切な存在である」ということが両立したとき、
この世界は限りなく優しいものになります。
自己肯定感を高めると、そんな世界が広がります。
そのためには。
そう、鏡の中の自分を褒めるだけですよ。
やらない手はないでしょう。











