コミュニケーション能力を磨く5つの秘訣

コミュニケーション

こんにちは。じんびです。

コミュニケーションがうまくなりたいと願う人は多いと思います。
でも、コミュニケーションが上手とは、どのような状態をいうのでしょうか。

答えはいろいろあると思いますが、私はコミュニケーションスキルが高いことと、真のコミュニケーション上手は別物だと考えています。
もちろん両方兼ね備えた人もいらっしゃいますが、いくらスキルやテクニックを磨いても、本当のコミュニケーション上手になれるわけではないのです。

今日は私の考える上手なコミュニケーションについて書きたいと思います。

真のコミュニケーション上手とは

スキルやテクニックより重要なこと

コミュニケーション上手になるために最も重要なことはなんでしょうか。
すべての土台となり、それがなければどんなにスキルやテクニックを習得しても真のコミュニケーションが成り立たない、というくらい大切なもの。

それは「相手への関心」です。

相手に対する関心がなければ、良いコミュニケーションはとれません。

コミュニケーションには「バーバルコミュニケーション」と「ノンバーバルコミュニケーション」の2種類があります。

「バーバルコミュニケーション」の「バーバル」とは「言葉による」という意味で、言語を使ったコミュニケーションです。
「ノンバーバルコミュニケーション」は言葉以外によるコミュニケーションの総称で、表情や身振り手振り、声の調子などによって相手に伝わる内容をいいます。

私たちは誰かと話しているとき、相手の言葉の内容だけでなく、話しているときの表情や声の調子、視線の動かし方などからも情報を得ています。

言葉では「大丈夫」と言っていても、不安そうな表情をしていたり、自信のなさそうな話し方をしていたりすると、「大丈夫じゃなさそうだな」と心配になるでしょう。

無意識のコミュニケーションを意識する

「目は口ほどにものを言う」ということわざがあるとおり、ノンバーバルコミュニケーションで伝わる情報は、時には言語情報よりも膨大になります。

ですから、熱心に話を聞いているフリをしていても、頭の中では他のことを考えていたりすると、その情報は相手に伝わります。

顕在意識では気づかないかもしれませんが、無意識のレベルでは情報をキャッチしているので、相手は「なぜだか分からないけど、この人は信用できない気がする」と思ったりするのです。

コミュニケーションの土台に相手への関心がないといけないと言ったのはそういう理由からで、相手に対して関心をもたず、単にテクニックで接するだけではきっと信用されないでしょう。

逆にいうと、相手への関心さえあれば、後は何とかなるものです。
心からの関心を寄せ、相手に興味を持つと、いろいろなことが気になります。
そして、相手に対する思いやりの心が出てきます。
それがコミュニケーション上手の第一歩です。

真のコミュニケーション能力を磨く5つの秘訣

相手に関心をもつ

コミュニケーションにおいて最も大切なことは相手に関心をもつことだと言いました。
そのためには、目の前の人をしっかりと見ることが必要です。
私たちは見ているつもりで全く見ていないことがよくあります。

毎日通る道なのに、ある日新しいお店がオープンしていることに気づき、「あれ?ここ、前は何があったんだっけ」と思った経験はないでしょうか。

男性に多いと思いますが、奥様や彼女が髪型を変えても気づかずに怒られたことはないでしょうか。

目の前のことを意外と見ていないのが人間です。
私たちの脳はできるだけ省力化しようとするので、視覚から入ってきた情報を取捨選択し、重要でないと判断したものは処理対象から外してしまいます。

奥様に「僕の脳が重要でないと判断したみたいだから気づかないのは仕方ないよ」と言い訳をしたところで、余計怒らせてしまうでしょう。

脳に「これは重要なことだ」と教えてあげないといけません。
意識して目の前の人を見る。しっかりと見る。
すると変化に気づけるようになります。

髪型だけでなく、表情や声のトーンなど、昨日との違いがわかるようになります。

まずは関心をもって見ることから初めてみませんか。

相手の背景を知る

相手に関心をもち、しっかり見ていると、相手のことが気になり出します。

今日の体調はどうかな。
今どんなことに興味があるのかな。
何か困っていることはないかな。

そしてその人の考えや価値観、現在の環境、過去の経験など、さまざまなことを知りたいと思います。
そんなふうに相手のことを考え、相手の背景を理解するようになると、自然と思いやりの心が出てきます。

相手に関心をもち、思いやりの心をもつことができれば、コミュニケーションはほぼ成功です。

心を開く

相手に関心をもち、理解しようとすることはとても大切ですが、それと同時に、自分自身も理解してもらえるように心を開くことが必要です。

コミュニケーションは一方通行ではなく、キャッチボールのようにお互いが投げる、受け取るを繰り返し、エネルギーが循環していきます。
コミュニケーションというエネルギーを循環するためには、相手のボールをうまく受け取り、自分も相手が受け取りやすいボールを投げることが重要です。

相手が受け取りやすいボールとは、相手のいるところにきちんと届くボールです。
遠すぎたり、早すぎたり、変化球だったりすると、相手はうまく受け取ることができません。
自分自身が心を開いていないと、ついついそんなボールを投げてしまいます。

柔軟さを身につける

相手が受け取りやすいボールを投げるには、相手に合わせて投げることも大切です。

「人を見て法を説け」という言葉は、お釈迦様が相手の状況や性格に合わせて教えを説いたという逸話からきています。
お金持ちにはお金持ちに響くように、貧乏人には貧乏人に響くように、あるいは子供を亡くした母親や仏門に入ったばかりの僧侶など、同じ教えでも、一人一人の状況に合わせて違う伝え方をしたと言われています。

私たちの日常のコミュニケーションにおいても、これはとても重要な考え方です。
同じ内容を伝えるのでも、そのことについて専門知識がある人とない人では違う説明をしないと伝わらないでしょう。

結論から聞きたい人もいれば、はじめからひとつひとつ順を追って説明を聞きたい人もいるでしょう。
そうやって相手の性格や好むコミュニケーションスタイルに応じて、自分のコミュニケーションの方法を変えていくには、柔軟性を身につける必要があります。

コミュニケーション能力が高い人は柔軟に対応できる人です。
自分のやり方に固執せず、相手に合わせて柔軟に変化することができます。

相手を信じる

コミュニケーションの達人になるための秘訣として最後にお伝えするのは、相手を信じるということです。

残念なコミュニケーションでよくあることのひとつが、疑心暗鬼になって相手のことを誤解してしまうということです。

例えば、同僚をランチに誘って断られたとします。
そんなとき、次のように考えてしまう人がいます。

「何か気に障ることしたかな」
「私のこと嫌いなのかな」
「先週の会議で反対したことを怒っているのかも」

その同僚は、たまたまその日はお弁当を持ってきていたのかもしれませんし、銀行に行く用事があっただけかもしれません。

それなのに、「ランチを断られた」→「私のことを嫌いなんだ」と疑心暗鬼になってしまう人がいます。

相手の言動をネガティブに捉えてしまうのは相手を信じていないから。
そして、先ほども書いたとおり、あなたが相手を信じていないという情報は無意識に伝わってしまいます。
そうすると相手もあなたに対して疑心暗鬼になってしまい、関係はどんどん悪化してしまいます。

そうではなく、相手を無条件に信じてみましょう。
もちろん、何でも相手の言うことを真に受けるということではなく、相手の存在を認め、受け入れるということです。

そしてもうひとつ。
相手の可能性も信じてあげましょう。

この人はきっとうまくいく。

そうして相手の明るい未来を信じることができれば、相手もあなたに対して揺るぎない信頼を返してくれるでしょう。

真のコミュニケーション上手になるために

コミュニケーションを円滑にする方法のひとつとして、「相手を褒めましょう」というものがあります。
確かにとても重要なことですし、やり方を間違えなければ非常に効果的です。

しかし、それも土台に相手に対する関心と信頼の気持ちがなければ逆効果になることもあります。
上手に褒めることができなくても、心からの関心と思いやりと信頼の気持ちがあれば、相手には伝わるものです。

そんな精神論で・・・と思われるかもしれませんが、どんなスキルやテクニックよりも効果は抜群です。

ぜひ今日から職場で試してみてください。