上司とのコミュニケーション その1
こんにちは。じんびです。
職場で上司や同僚とうまくコミュニケーションが取れないと悩んでいる方は多いと思います。
「なんだか私だけ目の敵にされている気がする」
「普通にしているつもりなのに、いつも上司に怒られる」
「同僚のように要領よく振る舞うことができない」
そんな方向けに、今日はどうすれば上司に気に入られるかについて、1つエピソードをお話しします。
上司にとってはどんな部下が理想的か
その前に、あなたが上司の立場だったとしたら、どんな部下を頼りにしますか。
仕事が早くて正確な人?よく気が利く人?
言われなくても自分で考えて動く人?あるいは言われたことを素直にやるタイプ?
人によって答えは違ってくるでしょう。
もちろん状況によっても。
それでは、あなたの上司はどんな部下を頼りにしていると思いますか。
同僚でその人に頼りにされているのはどんな人ですか。
その人にあってあなたにないものは何でしょうか。
パワハラ課長と仲良しになれた理由
私が以前にいた職場で、とても怖がられている課長さんがいました。
今の時代ならパワハラと言われているかもしれません。
私は違う部署だったので、直属の上司ではありませんでしたが、同僚たちからいつも噂は聞いていました。
あるとき、その課長から呼び出され、何だろうとちょっと不安に思いながら行ってみると、私が専門にしている仕事に関することで質問と依頼があるということでした。
「君は○○が得意らしいな。○○の複数の手法に関してメリットとデメリットを教えてくれ。それと、これをこういうふうに作りたいのだけど、やってくれるか。できれば来週の水曜日までにはほしい」
みんなが恐れているだけあって、非常に高圧的な態度で声も大きく早口で一気にまくし立てられました。
とても「ノー」とは言えない感じでした。
一瞬圧力に屈し、小声で「わかりました」と言いそうになりましたが、その人の言動に何かを感じ取った私は、ひるむことなく対応しました。
つまり、質問に対して的確に回答し、依頼内容についていくつか確認した上で、できることとできないことを簡潔に伝え、できることに関しては希望の水曜日までには無理だが、金曜日であれば可能だというような返答をしました。
このパワハラ課長は私の返答にどう反応したと思いますか。
みんなが怖がっているパワハラ課長ですから、要望通りにならないことに怒り出しても不思議ではありません。
しかし、帰ってきた答えは意外にも「わかった。それで頼む」というものでした。
怒った様子はなく、むしろ嬉しそうでもありました。
そして、その後、雑談から話が弾み、その課長行きつけのワインバーに連れて行ってくれるということになりました(実際には実現しませんでしたが・・笑)。
常日頃パワハラの被害にあっていた同僚たちは、いつもと違う課長の姿に驚いていたようです。
では、どうして私はパワハラ課長に気に入られたのでしょうか。
その答えは私の対応方法に鍵がありました。
「理想的な部下」は人によって違う
以下、同じ内容ですが、重要なところを強調しています。
つまり、質問に対して的確に回答し、依頼内容についていくつか確認した上で、できることとできないことを簡潔に伝え、できることに関しては希望の水曜日までには無理だが、金曜日であれば可能だというような返答をしました。
この課長は、気が短く、直接的な言葉を好むタイプの人でした。
大声で、早口で、単刀直入に要件を伝えていることからそのように判断できました。
こういう人には回りくどい説明は厳禁で、簡潔に結論から話すほうが好まれます。
また、できること、できないことや、期限などについて曖昧な言い方をするのも良くありません。
できないならばはっきりとできないと言う、期限についてもできるできない、いつまでならできる、といった具体的な提案をする必要があります。
私はこの課長のタイプを見極め、相手の好むコミュニケーションスタイルを取ったのです。
この人は、自分の要望通りにならないことよりも、相手がはっきりと物を言わないことに怒りを覚える人だったようです。
多少生意気でも、自分の意見をきちんと言える人を評価していました。
パワハラを受けていた部下たちは、課長が怖いあまり、できないことでも「できない」と言うことができず、結果として仕事がうまくいかず、怒鳴られるという悪循環を繰り返していました。
いつも同じコミュニケーションのしかたをしていると、それに合う人には好かれるけれど、合わない人とはうまくやれない、ということが起こりえます。
たまたま今の上司とはうまくやっていけても、次の上司とまた合うとは限りません。
柔軟にコミュニケーションスタイルを変える
事細かく報告してほしい上司もいれば、細かい報告をうるさがる上司もいます。
相談に対し丁寧にアドバイスする上司もいれば、自分で考えろと突き放す上司もいます。
相手によって柔軟にスタイルを変えられるようになれば、どんな上司とも信頼関係を築くことができます。
そのためには、相手のタイプを知るということと、それに応じたコミュニケーションスタイルを身につける、という2つが必要になりますが、正しい知識があれば難しいことではありません。
根本にあるのは「相手の立場に立つ」ということです。
相手が何を望み、どうすれば相手を喜ばせることができるのか。
その気持ちがあれば、コミュニケーションの基本はクリアできます。
私のこれまでの経験では、職場でのコミュニケーションが円滑になれば、自分の仕事もやりやすくなるし、職場全体のパフォーマンスも上がります。
また、上司とのコミュニケーションが良好なときは、プライベートの人間関係も良いことが多いです。
仕事とプライベートは関係ないと思っている人も多いですが、すべての関係はつながっています。
職場での人間関係を改善することで、人生の他の局面も良くなるという事例はたくさんあります。
まずは目の前の上司とのコミュニケーション向上に取り組んでみませんか。









