信頼という大樹を育てる
こんにちは。じんびです。
今日はコミュニケーションにとって大切な「信頼」についてお話しします。
「信頼を築くには時間がかかるけれど、失うのは一瞬だ」とよく言われます。
確かにそういう部分もあるでしょう。
でも本当にそうなのでしょうか。
私は、本物の信頼はそんなに簡単に失われないのではないかと思っています。
あなたが全幅の信頼を置いている人のことを考えてみてください。
その人がどんなことをしたら信頼を失いますか。
約束をすっぽかされた?
陰であなたの悪口を言っているらしいと小耳にはさんだ?
殺人の容疑で警察につかまった!?
本当に信頼している人なら、ちょっとやそっとのことでは信頼が揺らがないのではないでしょうか。 何かの間違いだ、
きっと何か考えがあるに違いない、
よっぽどの理由があったのだろう、などとかばいたくならないでしょうか。
一瞬で失ってしまう信頼とは、もともと表面的なものにすぎないように思います。
条件付きの信頼。
あなたが私の期待に応えるなら信頼する。
そんな程度。
私は今まで、職場でそこそこ信頼を得ることができていたと思います。
でもそれは相手の期待を察知して応えているからだったのでしょう。
人と争ったり揉めたりすることが極端に苦手で、極力避けてきました。
争いを避けるためならできる限りのことをしてきました。
一番簡単な解決方法は我慢すること。
その場の空気が悪くなるくらいなら自分が我慢すればいい。
そして自分が我慢することに耐えられなくなると、関係を終わらせる。
争うくらいならやめましょう、が基本姿勢。
どちらもまるで発展性のない安直な解決方法。
ずっとそんな表面的な人間関係を続けてきました。
意見をぶつけて、けんかして、関係が深まっていく。
そんなことはまったく信じられませんでした。
けんかをしたら関係が壊れてしまう、と思っていたので、
同僚でも、家族でも、友達でも、恋人でも、けんかをすることができませんでした。
だから、表面的にはうまくいっているようにみえます。
でも心はつながっていません。
物理的に近くにしても心は遠くにいました。
氷河期のように冷え切っていました。
そんな状態で本当の信頼関係を築けるはずがありませんね。
やっとそんなことに気づいた今日この頃。
最近の私は我慢をやめてみました。
ビジネスパートナーとの間に本物の信頼関係を築きたいと思ったから。
いや、やめようと思っても、長年染みついた習慣なのでゼロにはできません。
でも極力減らすように心がけています。
そして、激しくぶつかることもあります。
やってみてわかったことは、けんかしても関係は壊れないということ。
まだ壊れていない。
でもまだ深まったという実感もない。
それでも、けんかしたり、仲直りしたり、謝ったり、謝られたりしながら
お互いの関係性に信頼という種を植え、栄養を与えていく。
やがて小さな芽がひょろひょろの若木となり、深く根を張った大樹へと育っていく。
大樹にまで成長すれば、ちょっとやそっとのことでは倒れない。
そういう本当の信頼なら。
確かに築くのには時間がかかるけれど、よっぽどのことがない限り失われることもないでしょう。
これからは、そういう本物の信頼をじっくりと築いていこうと思っています。











